画面に表示されている文字を取り出す一番の近道は、ファイルを使わないことです。スクリーンショットをクリップボードにキャプチャし、このタブに切り替えて貼り付け、結果をコピーするだけ。アップロードボタンを探したり、ダウンロードフォルダを掘り返したりする必要はありません。
クリップボードにコピーするスクリーンショットのショートカット
ほとんどのシステムは、標準ではスクリーンショットをファイルとして保存します。次のショートカットを使えば、キャプチャがクリップボードに入り、すぐに貼り付けられます。
- Windows: Win+Shift+Sを押して切り取りバーを開き、必要な範囲をドラッグします。切り取った画像はクリップボードにコピーされます。
- Mac: ⌘+Shift+Ctrl+4を押し、ドラッグして範囲を選びます。通常のショートカットにCtrlを加えると、スクリーンショットがデスクトップではなくクリップボードに送られます。⌘+Shift+Ctrl+3なら画面全体をコピーします。
- Chromebook: Ctrl+Shift+「ウィンドウを表示」キーを押して画面キャプチャを開き、範囲を選びます。貼り付けても取り込めない場合は、保存されたスクリーンショットのファイルをページにドロップしてください。
- iPhoneとAndroid: スクリーンショットを直接クリップボードに送るショートカットはありません。スクリーンショットは「写真」アプリやギャラリーに保存されるので、そこから追加できます。
スクリーンショットがクリップボードに入ったら、Ctrl+V(Macは⌘V)を押します。ページのどこにいてもかまいません。
よくスクショされるもの
- チャットやメッセージ。 会話を引用したり、予定の詳細を残したり、グループチャットから住所を抜き出したりできます。名前やタイムスタンプは別の行として出てくるので、簡単に削除できます。長い会話なら、何枚かスクリーンショットを撮って続けて貼り付けてください。
- エラーメッセージやダイアログ。 正確な文言をコピーして、検索したりバグ報告に貼ったりできます。スタックトレースやコードについては、コードのスクショをテキストに変換のページで、コードモードがインデントを保つ仕組みを説明しています。
- 文字の選択ができない記事やページ。 画面に見えていれば、スクリーンショットを撮ってここに貼り付けられます。
- ビデオ会議や録画講義のスライド。 一時停止してスライドをキャプチャし、貼り付けます。ドキュメントモードは見出しや箇条書きを保つので、メモ作りに便利です。
- レポートやダッシュボードの表。 表モードでは、スプレッドシートに貼り付けられるグリッドに変換されます。画像をExcelに変換をご覧ください。
きれいに読み取れるスクショの撮り方
画面全体ではなく、範囲を選んでキャプチャしましょう。範囲を絞れば、OCRエンジンが文字として読もうとしてしまうメニュー、アイコン、サイドバーを除外できます。
文字が小さいときは、キャプチャする前に拡大表示してください。自動補正も小さな文字を拡大しますが、1文字あたりのピクセル数は多いほど有利です。ダークモードの画面は暗い背景の明るい文字が自動で反転されるので、特別な対応は必要ありません。
モニターをスマートフォンで撮影するのではなく、本物のスクリーンショットを使いましょう。画面を撮った写真には、スクリーンショットにはない反射、波状の模様(モアレ)、ぶれが入ります。
コード、注文番号、シリアル番号など、前後に単語のない文字列は、元の画像と1文字ずつ照らし合わせてください。行をクリックすると画像上の該当箇所が光るので、確認はすぐに終わります。
OS標準の機能と、このページが役立つ場面
お使いの端末には、すでにスクリーンショットから文字をコピーする機能があるかもしれません。WindowsのSnipping Toolにはテキストアクション、MacとiPhoneにはテキスト認識表示、AndroidにはGoogle レンズがあり、WindowsではPowerToysのText Extractorも使えます。1行だけ取り出したいなら、こうした機能が一番手早いことも多いでしょう。
Image to Text Appが役立つのは、それ以上のことをしたいときです。たとえば、コピーする前にエンジンが自信を持てなかった単語を確認したい、多数のスクリーンショットを正しい順序で1つの文書にまとめたい、表を表のまま扱いたい、結果をWord、Markdown、CSV、検索可能なPDFでダウンロードしたい、といった場合です。
スクリーンショットにはプライベートな情報が多い
スクリーンショットには、名前、メッセージ、アカウント情報など、公開したくないものが写っていることがよくあります。Image to Text Appはそれらをお使いの端末のブラウザ内で読み取るので、画像がサーバーに送られることはありません。履歴はオンにしない限りオフで、オンにした場合もブラウザ内にとどまります。「リンクをコピー」で結果を共有すると、テキストはアップロードされるのではなく、リンク自体に埋め込まれます。詳しくはオンラインOCRは安全かをご覧ください。
システムごとの詳しい手順は、スクリーンショットから文字を抽出する方法のガイドで紹介しています。