JPEGは、ほとんどのスマートフォンやカメラが写真に使う形式であり、ほとんどのWebサイトが画像に使う形式でもあります。そのため、画像から文字を取り出したいとき、手元にあるのはたいていJPGです。撮影したレシート、印刷された報告書のページ、誰かから送られてきたチラシ、メニュー、Webページから保存したインフォグラフィックなどです。
このページでは、そのすべてを読み取れます。Image to Text Appは画像を見て読み取りモードを選び、すぐにコピーできるプレーンテキストを返します。JPGがレシートなら、レシート・請求書モードに切り替えて、店舗名、日付、品目、合計を取り出すこともできます。詳しくはレシートOCRのページをご覧ください。
JPEGの文字に少し注意が必要な理由
JPEGは、目にはほとんどわからない細部を捨てることでファイルを小さくしています。あいにく、文字はまさにその影響を受けやすい細部です。濃いインクと明るい紙のくっきりした境目には、かすかなまだら状のにじみが生じ、iの点、小数点、カンマのような小さな記号は背景に溶け込んでしまうことがあります。
鮮明なJPEGで、ある程度の大きさの文字なら問題なく読み取れます。間違いの大半は、強く圧縮されたファイルの小さな文字から生じます。しかもダメージは積み重なります。写真は保存し直したり、メッセージアプリやSNSで送ったりするたびに、再び圧縮されることがあります。何度か転送された画像なら、元のファイルをもらうか、撮り直しましょう。
JPGをきれいに読み取るコツ
- 手元にある一番大きなサイズを使う。 自動補正は読み取り前に小さな文字を拡大しますが、圧縮で失われた細部までは取り戻せません。
- 必要な文字だけにトリミングする。 範囲を絞れば、余計な文字に化けがちな背景の模様や縁を取り除けます。
- 自動補正はオンのままにする。 明るさのムラや影を整え、わずかな傾きを直し、コントラストを高めます。行った処理はすべて一覧で表示されます。「比較」を長押しすると元の画像を確認できます。
- うまくいかない画像は手動ツールを試す。 細かな点が余計な句読点として出てくるなら「ノイズ除去」を、文字がぼやけて見えるなら「シャープ」を少しだけかけてください。かけすぎると圧縮によるまだらが強調されるので注意しましょう。
横向きで届くスマホの写真
スマートフォンのカメラは、写真を横向きのまま保存し、どちらが上かを示す小さなメモ(EXIFの回転情報)を付けることがよくあります。Image to Text Appはこの情報に従うので、スマホで撮ったJPGのほとんどは何もしなくても正しい向きで表示されます。
アプリによっては、写真を保存・共有する際にこの情報を削除してしまいます。ギャラリーでは正しく見えるのに、別の場所では横向きになるのはそのためです。ここで横向きになった場合は、画像を回転して読み取り直してください。単に向きが変わっているのではなく、斜めから撮影したページについては写真の文字起こしのページをご覧ください。4隅補正や、より上手な撮り方を紹介しています。
iPhoneをお使いの方へ:iPhoneは標準で写真をHEIC形式で保存し、カメラの設定が「互換性優先」のときだけJPGを使います。どちらの形式にも対応しているので、事前に変換する必要はありません。
Webから保存した画像
Webページ上の画像なら、先にダウンロードする必要はありません。画像を右クリックしてコピーを選び、このページのどこかでCtrl+V(Macは⌘V)を押してください。画像のリンク(URL)を貼り付けることもできます。リンクから読み込めない場合は、画像を保存してファイルをドロップしてください。
SNS投稿の引用文やバナーのキャプションなど、写真の上に重ねられた文字は、大きくて背景とのコントラストが強いほどよく読み取れます。背景がごちゃごちゃしていると、要確認の単語が最も多くなります。
結果として得られるもの
このページでは結果はプレーンテキストで、ワンクリックでコピーするか、.txtファイルとしてダウンロードできます。同じ結果をWord、PDF、Markdown、HTML、JSONで、あるいはJPGの見た目を保ったまま選択できるテキストを加えた検索可能なPDFとしてダウンロードすることもできます。
画像とテキストは並べて表示されます。テキストの行をクリックすると画像上の該当箇所が光るので、数字や名前を元の画像とすばやく照らし合わせられます。エンジンが自信を持てなかった単語には下線が付き、ボタンで次々に移動できます。
知っておきたい限界
まずまずの品質のJPGに写った、はっきり印刷された文字なら、通常は非常に正確に読み取れます。大きな写真の中の小さな文字、暗い写真やぼやけた写真、装飾的なフォント、そして手書きは、修正が多くなると考えてください。手書きについては、正直なアドバイスをまとめた手書きの文字起こしのページがあります。全体の信頼度(高・中・低)は、結果をどれだけ確認すべきかの目安であり、保証ではありません。
自分でスクリーンショットを保存する際に形式を選べるなら、PNGのほうがJPGより文字がくっきり残ります。理由はPNGをテキストに変換のページで説明しています。